<< まとめ・新しく読まれるかたへ | main | 近所の公園で >>

スポンサーサイト

2012.02.06 Monday | by スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています


  • -
  • -

ビネガーシンドローム

2008.06.22 Sunday 18:57 | by ユキヒロ
 先日お会いした日本写真著作権協会のかたと雑談しているときに、「ビネガーシンドローム」という言葉を教えてもらいました。寡聞にも知らなかったのですが、大きな問題になっているから調べたほうがいいですよ、と言われてgoogleで検索してみると、いろいろ出てきて驚きました。

 詳しくは、
マイクロフィルムの長期保存
の22ページ以降や
文書管理通信/『 セルロースアセテートベースフィルムの劣化問題 』
に書かれていますので、ぜひ一読してみてください。

 要は昭和年代に撮影されたフィルムが、何らかの化学作用で加水分解を起こして酢酸を発生させ、どろどろになっていくという現象なのだそうです。

 映画フィルムやマイクロフィルムで問題になっているようですが、一般のスチルフィルムでもすでにシンドロームが始まっているという話が、
編集長敬白/“ビネガーシンドローム”警報発令中!
で報告されています(それによると先月の写真工業誌に記事があったようです)。

 仕事で自治体などに保管されている昭和戦後のネガをたくさん見ましたが、パーフォレーション部のカールが起こっているようなネガがあった記憶はありません。もっとも、そのときはビネガーシンドロームに関して知識がありませんでしたから、見逃していた可能性もあります。

 先日、自分が小学生時代に写した35年ほど前のネガを引っ張り出す機会があったのですが、そういえば「マイクロフィルムの長期保存」の35ページにような粒状感になっていて、ちょっと気になっています。ただしネガファイルから酢酸臭はしていません。

 自分の活動寿命を考えると、せいぜいあと30年くらい保存できてくれれば十分なのですが(駄作を遺される息子も困るでしょうし)、いつ「発症」してもおかしくないとのことなので、小まめな除湿やネガの状態のチェックを心掛けるしかなさそうです。

 デジタルよりも銀塩のほうが長持ちすると勝手に考えていましたが、そうもいかないようですね。皆さんも古いネガスリーブをチェックしてみてください。


JUGEMテーマ:写真

スポンサーサイト

2012.02.06 Monday | by スポンサードリンク

  • -
  • -
コメント
コメントを記入する