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EPSON PX-5V(その3)

2011.02.11 Friday 12:56 | by ユキヒロ
 本家ブログ「ふぐり日記」からの転載です。

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 調子に乗ってEPSON PX-5Vの三回目です。

 先日、ブロガー交流イベントの一回目のエントリーのなかで、

インクは、これまでの機種と同様に、開封後6か月で使い切って欲しい。

とさらりと書きましたが、裏を返せば、

開封から6か月経過したインクカートリッジは−−原則として−−捨てなければならない。

という解釈が成り立ちます。

 個人的な話をすると、現在はPX-5500を使用していますが、日常のプリントではフォトブラックインクしか使っていません。マットブラックインクは新しいペーパーのテストで年に一回か二回引っ張りだすくらいでしょうか。使い終えたマットブラックインクは開封日を記入して保管していますが、時の経つのは早いもので、6か月なんてすぐに過ぎてしまいます。

 そんなときに再びマットブラックインクを使わなければならないとしたらどうするかというと、古いインクを装填してPX-5500側にノズル詰まりなどの故障が起きては困るので、ヨドバシに新しいマットブラックインクを買いにいきます。実売価格でたしか1050円程度。1000円ほどの支出でプリンタの不具合のリスクが回避できるのなら、まぁ我慢できます。

 さて、PX-5V。

 ユーザーからの要望に応えて、フォトブラックとマットブラックの同時装填を可能にしたと、エプソンはアピールしています。

 同時装填になったことで、インクカートリッジの交換の手間がなくなったのと、交換時のヘッドクリーニングに伴う捨てインクがなくなりますので、一見するとメリットはあるように感じられます。

 しかし現実問題として、マットブラックを使うシチュエーションはどのくらいあるかと考えると、それほど多くはないと思っています(←自分の場合)。となると、マットブラックインクカートリッジは装填したままの状態でほとんど使われずに、6か月が経過してしまうことが十分に考えられます。

 そんな状態で、いざマットブラックインクを使いたいとなったときに、果たして2,430円もするカートリッジを新品に入れ替えるのか否か、悩ましいではありませんか。しかも、マットブラックインクカートリッジには満タンに近いインクが残っています。お金的にも心理的にも捨てられるでしょうか?

 同じことはカラーインクカートリッジにも言えて、あまりプリントしないユーザー、あるいはモノクロばかりをプリントするユーザーの場合、装填済みのカラーインクカートリッジが開封後6か月を経過してしまうことは十分考えられます。(交流イベントに参加したカメラ小僧の憂鬱さんも同じ問題を指摘しています)

 しかし、ケチ 倹約をしてカートリッジを6か月以上使い続けた場合、もしかしたらヘッド詰まり等のトラブルが起こるかもしれません。というのも、エプソンの開発責任者の方によると、6か月を過ぎた次の日からすぐに異常が出るわけではないが、長期間放置しておくとインクが空気を吸ってしまい、その結果、インク流路にエアが混入する可能性が高くなる、との説明。

 では、精神安定も兼ねて(インクを捨ててしまうというエコの観点では目を瞑って)、6か月経過したら順次新しいカートリッジに交換するルールをユーザーが自分自身に課したとすると、当然のことながらランニングコストに跳ね返ってきます。

 エプソンはランニングコストをPX-5600と同等に維持したと胸を張っていますが、その試算に捨てカートリッジ分が入っているとは思えません。大容量化に伴ってカートリッジ価格が高くなっていますから、ユーザーによってはランニングコストがとても高くつく可能性が出てきます。

 この問題は、フォトブラックインクとマットブラックインクを同時装填できるPX-5800やPX-5002でも起こり得る話です。ただ、こういったA2のプリンターを買うユーザーであれば、6か月の間にそれなりの枚数をプリントしてカートリッジを使い切っているとも考えられます。とはいえ、実際のユーザーが6か月ルールに対してどのような運用をしているかは知りません。ユーザーのかた、ぜひ教えてください。

 エプソン販売のかたもこのブログはご覧になっているようですが、PX-5Vがユーザーの要望に応えて、フォトブラックとマットブラックの同時装填の実現とカートリッジの大容量化を図った結果、「開封6か月ルール」の履行をユーザーに迫ることになって、最終的にはランニングコストがムダに高くなるのだとしたら、なんとも皮肉な話だなと感じているところです。これからの市場での評価を待ちたいと思います。

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