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コダクロームの現像

2007.12.15 Saturday 11:45 | by ユキヒロ
 モノクロの話じゃありませんが、ヨドバシで訊いたところによると、国内での販売が終了してしまったコダクローム(KR/PKR)の現像は、

・20日までの受付分は国内処理
・21日以降は海外処理・納期2週間・料金約3,000円(36EX)

とのことです。国内での受け付けそのものが終了するのかと思っていましたが、継続されるのは朗報かも。

とはいえ、自分は残りをすべて処分してしまったので、たぶんもう使わないと思いますけど。


JUGEMテーマ:写真

タイト君降臨

2007.10.27 Saturday 00:23 | by ユキヒロ
 口止めの効かない方々にバレてしまったので(苦笑)白状いたしますが、分不相応ながらFlextight Photoというフィルムスキャナをポチクリいたしました。ヤフオクでほとんど競ることなくリーズナブルな値段で落札です。ちなみに発売された当時の定価は115万円だとか。

 スペックは3200dpiですのでニコンやエプソンの最新スキャナに比べて見劣りしますが、そこはやはりものすごい実力を備えていて、シャドウからハイライトへのなだらかなグラデーションや、粒状感としてフィルムの銘柄の違いがきちんと現れる解像感は、今まで使ってきたスキャナとは一線を画しています。
 COOLSCAN 5000/V系の問題として触れたペッパーグレインというツブツブも一切出ません。

 とくにフィルム面積の小さな35mmはスキャナにとっては厳しい条件だろうと思うのですが、読み込んだデータにトーンカーブを多少適用するだけで、大四切程度にプリントしてもびくともしないクオリティが得られます。
 たとえばTri-Xをスキャンして11インチ程度にプリントすると、銀塩プリントに見られるようなTri-X独特の粒状感がデジタルプリント上に再現されます。
 フィルムの平面性に優れる読み取り方式なので、ピントが隅々まで合っている点が大きいようです。

 万人にお勧めできる製品ではないことは承知で、35mmフィルムにこだわりつつ出力をデジタルで仕上げたいというのであれば、このクラスのスキャナは必須アイテムでないかというのが遠回りして得た今の結論です。
 フィルムを使わなくなったプロカメラマンやデザインオフィスが2年くらい前からFlextightを放出し始めているので、興味あるかたはオークションを覗いてみてください(ごくたまにしか出ません)。

 ようやくワークフローが形になってきました。あとはとにかく撮ってプリント、撮ってプリントです。


T-MAX 400の変更

2007.10.15 Monday 13:10 | by ユキヒロ
 コダックのT-MAX 400(TMY)が改良版に変更され、アメリカでは12月頃から順次店頭在庫が置き換えられるそうです。粒状性とシャープネスが良くなるとか。

製品ページ
Q&A(PDF)

 Process Chartによると現状のTMYに比べて新TMYは現像時間が短くなります。

XTOL 20℃: 6'30" → 6'30" 変わらず
D76 20℃: 8'00" → 7'30"
HC-110(B) 20℃: 6'00" → 5'30"
T-MAX 1:4 24℃: 6'00 → 5'30"

 日本国内での対応は不明。

ペッパーグレインの対策

2007.10.07 Sunday 00:41 | by ユキヒロ
 先日書いたペッパーグレインの対策方法について、photo.netのDigital Darkroom Forumから。

Neat Imageを使う(とくに高周波成分を除去する)
Noise Ninjaを使う
・スキャナのフォーカスを少しずらす(NIKON SCANの場合で "6")
・元画像を複製→「ハイパス」フィルタを3〜6で適用→「オーバーレイ」レイヤに変更→反転→「不透明度」で調整
・fluid scanning/wet scanningを使う

 また、こちらの記事によれば、

The LS-8000 has a more diffuse light source, which does not emphasize dust and scratches nearly to the extend of the LS-4000. Otherwise, the contrast and resolution is nearly the same.

とあるので、LS-4000/5000系がとくに目立つのかも知れません。引き伸ばし機でいう集光型か?(仮説)

ペッパー・グレイン

2007.10.02 Tuesday 22:43 | by ユキヒロ
 先日のT-MAX 100のスキャンでも分かるように、35mmフィルムのスキャンで白いつぶつぶがシャープネスをオフにしても完全には消えないことに悩んでいましたが、原因がようやく分かりました。

 これは英語で "pepper grain"(胡椒の粉)と呼ばれる現象で、フィルム粒子による光の散乱が原因のようです

・概念図はこちら
・フジ Provia での現象はこちら(ペッパー・グレインに初めて言及した記事)

 ガラスのないNIKON COOLSCANのほうが、ガラスのあるEPSONのフラットベッドよりも起こりやすいと感じていましたが、結局のところ散乱度合いに違いがあるからなのでしょう。

 ということで、前回の「フィルムスキャンのTIPS」では35mm用スキャナとしてNIKONを推奨しましたが、「検討中」に戻します。

 で、ペッパー・グレインの対策ですが、

・NIKON SCANでスキャンするときは、GEM(粒状感低減)を1か2にする
・SilverFastでスキャンするときは、Filterから "GANE" を選択する(Lowでよい)
・NIKONではなくてEPSONのフラットベッドを使う(未評価)
・溶液を用いた wet scanning/fluid scanning を行う(未評価)
・ペッパー・グレインの出にくいフィルムを使う(未評価、T-MAX100は出やすい?)

あたりかと思います。

 この問題に対処できれば35mmフィルムからもかなりのクオリティでスキャンできるはずなので、もう少し試してみます。ふー

10/09追記:光学用語で言うところの callier effect(キャリエ効果)か。

フィルムスキャンのTIPS

2007.09.27 Thursday 15:59 | by ユキヒロ
 フィルムが絡むワークフローの中でいちばん難しいのが、フィルムからデジタルデータへのスキャニング工程ではないでしょうか。フィルム派やフィルム資産を持っている人は多かれ少なかれ苦労しているはず。もちろん僕もその一人であるわけなんですが。

 mixiの写真関連のコミュでも、
・スキャナは何がいいか
・きれいにスキャンするにはどうすればいいか
といった質問をよく見かけますし、直接お会いした人からも同じような質問をされることがあります。

 少ない経験ではありますが、現時点で僕が思うTIPSをまとめておきます。

1.フィルムを選ぶ
 新たに撮影するのであれば、何種類かのフィルムを使ってテストを繰り返し、デジタルワークフローに適した常用フィルムを選びましょう。また、細密な仕上がりが欲しい場合は、35mmではなくて中判以上を選ぶ必要が出てくるでしょう。

2.露出をきちんと合わせる
 ネガ(カラーとモノクロ)フィルムの場合、ややもするとラチチュードが広いからと適当な露出(露光)で撮りがちですが、露出計できちんと測りましょう。感度分の16やセンパチ(1/1000+F8)といった経験則に頼った「勘メーター」で見栄を張る必要はありません。
 モノクロの場合は現像にも左右されますが、「たっぷり露光・あっさり現像」なんていう経験則もあるくらいで、1/3程度オーバーで露光したほうがスキャナの通りは良さそうです。
 露出と露光に関してはdojouさんのphoto-axesを一読してください(続編を期待しております>dojouさま)。

3.きちんと現像する
 モノクロフィルムの場合ですが、上記の1項と2項に連動していますので、トータルで考えていく必要があります。僕は今はKODAK XTOL(エクストール)という現像液を1:2希釈で使うことを基準にして、いろいろなフィルムで撮っては現像してスキャンを繰り返しているところです。
 カラーネガとカラーポジはラボ任せになりますが、あまり品質の良くない現像が続くようならラボを変えたほうがいいでしょう。

4.フィルムは平らに保存する
 フィルム自体が平らになるように保存します。カールが残っているとどうしても周辺が甘くなりますので、ネガスリーブ/ケースと保存方法を見直してください。

5.スキャナを選ぶ
 35mmがほとんどならNIKONのCOOLSCAN V EDまたはSUPER COOLSCAN 5000 EDがおすすめ(10/3:これら機種はペッパー・グレインが出やすいのでとりあえず保留)。中判以上が中心ならEPSONのGT-X970がおすすめ。両方やるなら両方買いましょう。
 お金が余っている人はFlextightをどうぞ。

6.スキャンソフトを選ぶ
 NIKONやEPSONに付いてくるソフトはあくまで入り口です。SilverFastVueScanなどを試してみてください。モノクロネガフィルムには、今の時点ではSilverFast SE Plusをおすすめしておきます。

7.フィルムホルダを使う・選ぶ
 NIKONのCOOLSCANは35mmストリップのまま読み込めるので手軽ですが、最低限の平面性が担保されないためどうしても周辺が甘くなります。フィルムホルダFH-3は安いので必ず買いましょう。
 他のスキャナもサードパーティ品含めていろいろなホルダが出ていますので、もっとも平面性が高くなるように工夫してみてください。

8.マルチスキャンを使う
 同じコマを複数回スキャンして、ノイズの平均化とシャドウのディテールアップを得る機能です。一部のスキャナにしか付いていない機能ですが、6項で紹介したSilverFast SE PlusかVueScanを使えば、ほぼすべての機種でマルチスキャンが可能です。

9.シャープネスを工夫する
 シャープネス処理に関しては適当な答えが見つかっていません。シャープネスを強くすると粒子が目立つようになりますし、かといって適用量が少ないと画像全体が甘くなります。いずれ稿を改めます。

10.何回も練習する
 一発で上手になる方法なんてありません。根本タケシさんも言っていますが何回も繰り返すのが王道でしょう。たくさん撮って、たくさんスキャンして、たくさんプリントする。ひたすら反復しているうちに、いつの間にかクオリティがちょっとだけ上がっているはずです、多分。

 ワークフローやTIPS・テクニックは人によって違いますので、どこそこの本に書いてあったことと矛盾しているとか、自分のやり方とは全然違うとか、それって間違いじゃないのとか、いろいろあるかと思いますが、僕自身も勉強中なのでいろいろ教えていただければ幸いです(お手柔らかにね>とくに某氏)。

XTOL現像液のリソース

2007.09.27 Thursday 02:10 | by ユキヒロ
 コダックの現像液、エクストールに関する備忘録。

・KODAK XTOL Developer
http://www.kodak.com/global/en/professional/support/techPubs/j109/j109.jhtml

・Kodak Xtol Developer - Unofficial Resource Page:おススメ
http://www.covingtoninnovations.com/xtol/
"Xtol's Controversial Start" はXTOLユーザー必読。

・Kodak Xtol FAQ
http://canid.com/xtol_faq.html

スキャナの新製品

2007.09.23 Sunday 13:56 | by ユキヒロ
 エプソンのフラグシップモデルGT-X900の後継となるGT-X970が発売されました。すでに出荷されています。

GT-X970

・デュアルレンズ採用
・CCDカバーガラスに特殊コーティングを施して反射を低減
・キャリッジに高反射ミラーを採用
・ICCプロファイルの埋め込みに対応
・EZ color同梱
・反射原稿用ターゲットと透過原稿用ターゲットが付属

 これからフィルムスキャナを買おうと人にはお勧めと思います。



T-MAX100をスキャンする

2007.09.19 Wednesday 20:52 | by ユキヒロ
 自家現像をX年ぶりに再開して以来、デジタル処理との相性を求めて、いろいろなモノクロフィルムを試しています。

 これはT-MAX 100(TMX)。ここまで取り込めれば35mmでもA3程度への引き伸ばしは問題なさそうです(プリントレベルでの比較はしてませんけど)。また、SilverFast SE PlusのNegaFixでフィルムのプロファイルを設定したところ、比較的素直にトーンが出ました。




ピクセル等倍

・LEICA M4-2 + M-Rokkor 28mm/F2.8
・T-MAX 100 + XTOL 1:1希釈
・Nikon Coolscan V ED + SilverFast SE Plus + 4000dpi

 ほかのフィルムはまたいずれ。

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9/20 18:00追記

SilverFast SE Plusのシャープネスが "Less Sharpen" 設定になっていましたので、"None" にして再スキャンしてみました。

こうやって見ると、白いツブツブはスキャン時のシャープネス処理が原因だったようです。誤解を与えるスキャン画像をアップしてしまい、すみませんでした。

これはNikon Scan 4.0で4000dpi、シャープネスなし。モノクロネガモードで読んでいます。

Nikon Scanはシャドウもハイライトもぎりぎりまで出すような自動露出アルゴリズムなので、コントラストが高めに出て、やや飛び気味/つぶれ気味です。

上記のSilverFastの画像を、イトケー方式で、USM 1.0px/100%→3000dpiにリサイズ→USM 0.5px/100%したもの


Nikonの画像に同じ処理をしたもの。

モノクロフィルムの現像データ

2007.09.15 Saturday 23:27 | by ユキヒロ
 各種フィルムと各種現像液の組み合わせによる標準現像時間が分かる、銀塩派にはうれしいデータベースサイトです。

The Massive Dev Chart: B/W Film Development Time, Processing Data

 左上のプルダウン "Select a Film..." でフィルムを選択し、次に "All Developers" で現像液を選択します(All..のままでも構いませんが)。

 最近常用しているXTOL(エクストール)は、KODAKは1:1希釈までしか推奨していないのですが、このページで検索すると1:2と1:3の希釈データも出てきます。

 今から現像タイムなんですが、さっそく1:2でちょっとやってみます。

9/16 追記(というか備忘録)
・1本目 始21.5℃→終22.0℃ 9'15"
・2本目 始22.5℃→終22.0℃ 8'15"
・3本目 始21.3℃→終21.5℃ 8'50"
Tri-X/400+XTOL 1:2、masuko 1201、1分ごとに3回の倒立攪拌